クレイジーケンバンド小野瀬雅生の丼はかく語りき

四杯目:鰻丼と鰻重の間に

四杯目:鰻丼と鰻重の間に

鰻は丼で食べてもお重で食べても美味しいですね。
鰻重だけと云うお店も多いですが、鰻丼があれば丼の方にします。
なぜかと云えばお重だと食べにくいからです。
ご飯の最後の何粒かがどうしても箸ですくえない。
それでもお重を手で持ち上げるのはお行儀が悪いと考えて頑張る。
美味しかったのに最後にちょっと苦労してしまう。
それが丼なら手に持って食らえる。
問題ナシ。丼がイイです。話は変わりますが天丼をオーダーして天重が出てくる事がありますが、これは御勘弁。
鰻丼をオーダーして鰻重が出てくる事はありませんよね。天丼ではあるんです。是非見直して戴きたい。
閑話休題。
鰻丼の美味しさはそのタレに負うところも多いですが、タレをつかわない白焼き丼も乙なモノであります。
かけるのは生醤油とワサビ。鰻の魅力がストレートに味わえて私は好きであります。
以前大阪で食べた鰻がご飯の中に埋まっている鰻丼も印象深い。
名古屋のひつまぶしも美味しいですね。 静岡県の三島市で超大盛り鰻丼も食べました。
記録より記憶に残るプレイヤー、それが鰻丼かと考えます。

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